ノルウェーのオイヤ祭/北欧音楽がみつかる レポート2

公開日 : 2016年08月12日
最終更新 :
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オイヤ(Øya)音楽祭がスタートしました。トイエン本会場1日目は、快晴と雨が入り混じる天気でスタート。オイヤといえば、ここ過去2年間は青空とギラギラの太陽という天気に恵まれていたのですが、今年はにわか雨が続く4日間となりそうです。現場には複数のコンサート会場があり、写真は最も大きい会場。ここでは欧米からの大御所ゲストやノルウェーで今最も期待されているアーティストが歌います。会場の大きさによって、歌手たちの実力がわかってしまうのもオイヤ。地元のメディアも取材にきて、次々とサイコロ6点満点評価の厳しい批評を掲載するため、出演者にとっては今後の活動に影響します。

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初日でだれが一番注目を集めていたかといえば、ノルウェー出身のアウロラ(AURORA)でしょう。小柄な身体で、はかなさと可愛らしさで溢れている、天使のような女性です。ノルウェーの女性歌手といえば、「強そうな」人が多め。アウロラのような、どこか折れてしまいそうだけれども、歌い始めると鳥肌がたつような迫力ある歌を歌う人は珍しいのではないでしょうか。ぜひ、日本でももっと知られてほしい女性です。

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こちらの男性組のバンドは「スウェーデン」(SWEDEN)といいます。ノルウェー隣国の「スウェーデン」のことになりますが、彼らはノルウェー出身のバンドです。困惑するバンド名ですね。「スウェーデンに敬意を払って」このバンド名になったそうです。コンサート直前も、子どもたちのブラスバンドが突如現れ、スウェーデンの国歌を演奏しました。

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アリー(ARY)という名前を知らなくても、ノルウェーに住んでいる人なら、彼女の曲を聞けば、「ああ、これを歌っている人か!」と気付くのではないでしょうか。ノルウェーのテレビやラジオでよく流れている、「あの曲」=『Higher』を歌う歌手です。オイヤでは中型の会場で歌いましたが、会場は観客で溢れ、リズムにのって体を動かしている人の波ができていました。実は、会場を最初から最後まで満杯にするというのは、オイヤではちょっと難しいことなのです。実力がないと、すぐに観客は別の会場へと移動してしまいます。アリーは今後の活躍が楽しみです。

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インゲビョルグ・ブラットランド(Ingebjørg Bratland)は、今回のオイヤで初めて知ることになりました。生歌を聞いたところ、素晴らしく、「良い歌手を今回もオイヤで見つけられたな」と思わせてくれました。ノルウェーの伝統的な音楽に現代のスパイスをかけた、フォークポップ界を代表する若手の1人です。

アーネ・ブルーン(Ane Brun)は

この日の締めの大御所はMassive Attack。他にも国外からはM83、The Last Shadow Puppetsなどが来ていました。

オイヤ音楽祭の動画レポートはインスタグラム(@asakikiki)で頻繁に更新中です

Photo&Text:Asaki Abumi

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