【さいたま市】大きな公園の小さな動物園【大宮公園小動物園】
こんにちは。静岡・富士特派員の、わや猫です。
埼玉県さいたま市大宮区にある、大宮公園。
第二・第三公園まで含めた総面積は67.8ヘクタールにもおよび、球場から水泳場、競輪場なども備えた広大な公園です。
大宮公園小動物園は、そんな大きな公園の一角に存在する、無料動物園となります。
アクセスは、JR大宮駅の東口から、徒歩およそ20分。
最寄り駅は、東武野田線の北大宮駅となり、こちらからなら徒歩10分程度で向かうことができます。
動物園へと向かう途中には武蔵一宮 氷川神社があり、こちらも立派なものでした。
この神社へは、さいたまスーパーアリーナの裏から続く氷川参道も整備されてあります。
2kmの参道には、3つの鳥居が建てられているので、神社へ訪れる際はそちらも確認してみてください。
大宮公園小動物園は、1953年に開園した動物園で、その名の通り規模は非常に小さなものとなります。
入口の門から、一番奥のエリアまでは、およそ130m。3分とかからずにたどり着いてしまう距離です。
そんな動物園の敷地の、およそ半分を占めているのが、大きなフライングケージでした。
無料の動物園に、これだけ大規模なフライングケージがあるということに、まず驚きです。
フライングケージ内には、シラコバトや、オオフラミンゴ、インドクジャクなどが放し飼いにされています。
またそれらとは別に、ギンガオサイチョウの檻も、このケージ内に設置されていました。
普通の動物園でもなかなか見ることのない種なので、それが無料の動物園で見られるというすごさ。
また動物園の一番奥には猛獣舎もあり、ここにはブチハイエナと、ツキノワグマがいます。
このブチハイエナ。名前をホシといい、実は日本平動物園からやってきた個体なのです。
そして現在、日本平動物園にいるセレンというハイエナが、このホシの息子となります。
(セレンは、大宮公園小動物園で生まれて、2009年に日本平動物園へとやってきました)
関連ブログ:【静岡市】日本平動物園の生き物たち【動物園】
はからずも、こんな旅先で、地元とのつながりを目の当たりにすることになろうとは不思議なものです。
そして、ツキノワグマ。オスの個体で、名前をヨリーといいます。
ヨリーは、2006年に埼玉県寄居町で捕獲されたそうで、その当時はニュースにもなっています。
現在は中断されていますが、ここ猛獣舎ではブチハイエナのガリガリタイムというイベント。
そして、ツキノワグマのペロペロタイムというイベントも、土日祝日限定で開催されていました。
骨を噛み砕くハイエナの顎の強靭さや、蜂蜜をなめる熊のかわいらしさを目の当たりにできるイベントなので
、いつかまた見られる日が来ることを楽しみにしておきましょう。
ちなみに僕が大宮公園小動物園へと訪れたのは、2015年末のことでした。
それから5年以上が経ち、園内も一部改装されたそうなので、またいずれその様子を確認しに行きたいです。
■大宮公園小動物園
・住所: 埼玉県さいたま市大宮区高鼻町4
・TEL: 048-641-6391
・開園時間: 10:00~16:00
・休園日: 月曜(月曜が祝日の場合は翌火曜)、年末
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