グアムの果物☆ジャックフルーツ

公開日 : 2010年08月15日
最終更新 :
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グアムはあまり農業が盛んな島ではない、というか、人口16万人ほどの島に年間100万人前後のツーリストの方たちなどがいらっしゃるので、サンゴが多くあまり地質に恵まれていないこの島で、全員の胃袋を満たせるだけの作物を作ることが難しく、スーパーで見かける農作物は半分以上がアメリカ本土やフィリピン、韓国などから輸入されたものであることが多いです。

それでも『Street Market in Dededo(デデドの朝市)』では、珍しい南国の果物などを見かけることができますよ♪

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今回買ってみたのは、以前からず〜っとず〜っとず〜っと気になっていた、『jackfruit(ジャックフルーツ)』。クワ科パンノキ属の常緑高木で、日本ではパラミツ(波羅蜜)と呼ばれているよう。バングラディッシュ近辺が原産と言われていて、今では東南アジア、南アジア、アフリカ、ブラジル、台湾、中国などで果樹などとして栽培されている果物です:)

私が朝市で見つけたものは20〜30センチくらいの大きさの実がほとんどでしたが、中には80センチくらいまで大きく育つ果実もあるようで、実ひとつで30キログラム以上の重さになったりもして、世界で最も大きな果実と言われているそうですよ!

果実の外側はこのように少し刺々しくでこぼこしていて明るい黄緑色で、実を割ると黄色い果肉が出てきますよ♪

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朝市ではすでに縦に8等分ほどに切ってある果実を買ってきたのですが、どのように食べるのか聞いてみたら、とても親切におばあちゃまが教えてくれましたよ:D

まずは縦に果実を割り、パイナップルと同じ要領で中央の白い芯をナイフで取り除きます。

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次にマンゴーを皮から外すときのように皮を反らせて実をほぐすようにします。

すると種を包み込むように黄色い果肉が房のように別れるので、周りの白い筋のようなものを取り除き、房の中から種も取り出して黄色い果肉だけを食べます。これが思っていた以上にいかにも南国の果物的な甘さで、ついつい癖になってしまう感じ!

ちなみにこの種はそのまま捨てずに取っておいて、茹でて食べることができるんですって。こちらもまた試したらご紹介しますね:D

果物全般あまり興味のない夫はそれほど好きでもなかったようですが、私は結構あとを引いてしまう感じで、独特の甘い腐敗臭手前(!?)みたいな香りも嫌いではなかったりして:D

ちなみに私が今回買った長さ30センチくらい、幅8センチくらいのもので、今日は1.50ドルで買うことができました♪

常夏の島と思われがちですが、ローカルの果物や作物にはきちんと旬の季節があるのでいつでも見つけられるわけではありませんが、これならナイフを使わずに手で食べられるので、ホテルにお泊りの方でローカルの果物に興味のある方にはちょうどいいと思いますよ:)

グアムではハワイのように、ホテルでもどこでもローカルの果物をいただけるわけではないのですが、その分おいしいものを見つけたときは、ディープなグアムを発見したような気がしてとっても嬉しいもの♪お時間に余裕のある方はぜひ朝市まで足を運んでみてくださいね!

*『Street Market in Dededo(デデドの朝市)』はこちら

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