コーヒー世界大会ノルウェー代表が決定

公開日 : 2013年04月10日
最終更新 :
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 4月4~7日、首都オスロの郊外ドランメンで開催された「コーヒー・パーティー2013」(Kaffefest Drammen 2013)で、今年度の各コーヒー大会のノルウェー代表が決定しました。

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 セミファイナルとファイナルがおこなわれた会場Union Sceneには、これまでの地方選手権を勝ち抜いてきたプロのバリスタやロースターたちが一堂に集まり、会場は連日熱気に包まれました。

 また、国内のロースターが特設コーナーを設け、訪れる人々に無料でコーヒーなどを淹れたり、パブリック・カッピングなどのプチイベントも開催されました。

写真左:ラテアートのファイナル

写真右:ワールド・バリスタ・チャンピオンシップ2004年度の優勝者であるティム・ウェンデルボー氏も会場に駆けつける

国内選手権を勝ち抜いた、コーヒーの各世界大会に進出するノルウェー代表は以下の通りです。

2013年度各大会ノルウェー代表

ワールド・バリスタ・チャンピオンシップ: Rasmus Helgebostad 

(所属: JAVA Espressobar / MOCCA Kaffebar) 

カップテイスターズ・チャンピオンシップ: Nikolai Aunbakk (所属: Solberg & Hansen)

ワールド・イブリック・チャンピオンシップ: Carolin Nivin Azar (所属: Kaffebrenneriet)

ワールド・ラテアート・チャンピオンシップ: Simon Nilsson Alteblad(所属: Kaffebrenneriet)

ワールド・ブルワーズ・カップ: Alexander Hansen,(所属: JAVA Espressobar / MOCCA Kaffebar)

ワールド・イングッドスピリッツ・チャンピオンシップ: Madeleine Solheim Johnsen 

(所属: Kaffebrenneriet)

 このほかに、Coffee Roastingのノルウェー代表は4月末に決定予定となっています。また、各部門で総合的に大きな業績を残したカフェバーに送られる「今年のノルウェーのカフェバー」賞は、コーヒーチェーン店であるKaffebrennerietが獲得しました。

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ノルウェー代表はラスムス・ヘルゲボースタ

 特に、大きな注目を浴びたのは、ワールド・バリスタ・チャンピオンシップのノルウェー代表である、ラスムス・ヘルゲボースタ氏です。ノルウェーは、これまで過去に2回世界優勝者を輩出しており、今回2回目の連続出場となるヘルゲボースタ氏が3本目のトロフィーを勝ち取ることができるか、国内では注目を浴びています。

写真:各国内選手権ファイナル上位3名に渡されるトロフィー

 ヘルゲボースタ氏は、初代世界チャンピオンであるロバート・トーレセン氏が経営するカフェJavaとMoccaの店長を務めており、これらのカフェで提供されているトーレセン氏のロースター「Kaffa」のコーヒーは、東京にあるノルウェーのカフェ「フグレン」でも飲むことが可能です。

 国内メディアの国営放送局NRKの取材に対し、同氏は、「美味しいコーヒーをつくるのに必要なものは、ストップウォッチと日本のコーヒーフィルター」であると答えています。Javaなどのカフェでは、HARIO株式会社のコーヒー器具が使用されています。

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写真左:ワールド・バリスタ・チャンピオンシップの国内予選会場。周囲には多くのバリスタやコーヒー愛好家が集まる。

写真右:カッピングのファイナル。3種類のカップから、ひとつだけ味の違うものを選ぶ。正解のカップの裏には赤いシールが貼られている

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写真左:ソルベルグ&ハンセンの設置コーナーでは、淹れ立てのブラックコーヒーやお茶が飲める

写真右:ノルウェーコーヒー教会が主催したパブリック・カッピングには大勢の一般人が集まる

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写真左:オスロ郊外アスケールにあるコーヒーロースターPALSのコーナーでは、フレンチプレスで淹れたブラックコーヒーが飲める

写真右:バリスタの動きなどを厳しくチェックする審査員

「コーヒーパーティー2013」製作

ヘルゲボースタ氏が大会でコーヒーを淹れる様子のビデオはこちら

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