「カプチーノ」について
私が喫茶店でカプチーノを飲む度に、ブログ上で色々コメントを書いています。
以前は、カプチーノはカプチーノであったのですが、美味しいカプチーノを知って以来、せっかくお金払うなら、美味しいカプチーノを飲みたいと思う気持ちが強くなりました。
まだ、そんなカプチーノ・ワールドに出会われていない方のために、今日は少しお話しようと思います。
実は私は東京で一人暮らしをしていた時代に、渋谷の喫茶店でカプチーノを一度だけ飲んだことがあり、私にとっては当時とても素敵な経験でした。
田舎暮らしをしていたら、そんなカプチーノとの出会いもなかったかもしれません。
そして、ドイツに来ていなかったら、
そして、義兄がバリスタの勉強をしていなかったら・・・
きっとこんなにこだわらなかったでしょうね。
上の写真は、我が家の台所にある機械です。
写真右にあるのが、コーヒーミル。
手前がエスプレッソの機械です。これは重さが19kg。台所にどしっと存在感を持っています。
スイッチをつけてから機械が温まるまで15分は最低かかります。なので、朝起きたら、真っ先にスイッチを入れるのが日課です。
一応イタリア製の機械です。私がドイツに来てから実は3台目。古くて故障がちだった1台目と同メーカー、同スタイルの新しいものを合体させて2台目となり、その後より良い機械を求め、2台目を下取りに出し、現在ある3台目を購入。
ただ、機械が良くても、コーヒーを入れる人の腕が良くないと、せっかくのコーヒーも美味しいものになりません。
コーヒーミル(豆を挽く機械)も、コーヒー豆の種類を変えると、調整し直す必要があります。
私達は、バリスタの資格を持つ義兄からカプチーノの入れ方を伝授してもらっています。ですから、ほどほどのカプチーノは作れますが、流石にラテアート(泡立てたミルクで絵を描くこと)は出来ません。なぜなら、そのためには、まず完璧な状態のミルクが必要だからです。
ミルクを泡立てるのも、温度に気をつけながら、泡立つ音を聞きながら、正確な判断が必要なのです。
まあ、私の腕では、これくらいのレベルですね。小さな気泡がいくつかありますね。これを、ミルクポットに入った状態で、机にトントンとし、多少気泡を消すともう少しはいいものになっていたはず(苦笑)。
プロのものは、例えば
こんな感じです。泡のきめ細やかさが全く違います。
泡が細かいと、コーヒーに絡まるので、コーヒーそのものもまろやかになる訳です。
ちなみに、ここはイタリア人のバリスタのコーヒーが飲める、カフェ・バルバロッサの作品です。
今度、喫茶店でカプチーノを注文し、ラテアートがあれば、ニンマリしてください。
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