「カプチーノ」について

公開日 : 2019年05月24日
最終更新 :

私が喫茶店でカプチーノを飲む度に、ブログ上で色々コメントを書いています。

以前は、カプチーノはカプチーノであったのですが、美味しいカプチーノを知って以来、せっかくお金払うなら、美味しいカプチーノを飲みたいと思う気持ちが強くなりました。

まだ、そんなカプチーノ・ワールドに出会われていない方のために、今日は少しお話しようと思います。

実は私は東京で一人暮らしをしていた時代に、渋谷の喫茶店でカプチーノを一度だけ飲んだことがあり、私にとっては当時とても素敵な経験でした。

田舎暮らしをしていたら、そんなカプチーノとの出会いもなかったかもしれません。

そして、ドイツに来ていなかったら、

そして、義兄がバリスタの勉強をしていなかったら・・・

きっとこんなにこだわらなかったでしょうね。

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上の写真は、我が家の台所にある機械です。

写真右にあるのが、コーヒーミル。

手前がエスプレッソの機械です。これは重さが19kg。台所にどしっと存在感を持っています。

スイッチをつけてから機械が温まるまで15分は最低かかります。なので、朝起きたら、真っ先にスイッチを入れるのが日課です。

一応イタリア製の機械です。私がドイツに来てから実は3台目。古くて故障がちだった1台目と同メーカー、同スタイルの新しいものを合体させて2台目となり、その後より良い機械を求め、2台目を下取りに出し、現在ある3台目を購入。

ただ、機械が良くても、コーヒーを入れる人の腕が良くないと、せっかくのコーヒーも美味しいものになりません。

コーヒーミル(豆を挽く機械)も、コーヒー豆の種類を変えると、調整し直す必要があります。

私達は、バリスタの資格を持つ義兄からカプチーノの入れ方を伝授してもらっています。ですから、ほどほどのカプチーノは作れますが、流石にラテアート(泡立てたミルクで絵を描くこと)は出来ません。なぜなら、そのためには、まず完璧な状態のミルクが必要だからです。

ミルクを泡立てるのも、温度に気をつけながら、泡立つ音を聞きながら、正確な判断が必要なのです。

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まあ、私の腕では、これくらいのレベルですね。小さな気泡がいくつかありますね。これを、ミルクポットに入った状態で、机にトントンとし、多少気泡を消すともう少しはいいものになっていたはず(苦笑)。

プロのものは、例えば

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こんな感じです。泡のきめ細やかさが全く違います。

泡が細かいと、コーヒーに絡まるので、コーヒーそのものもまろやかになる訳です。

ちなみに、ここはイタリア人のバリスタのコーヒーが飲める、カフェ・バルバロッサの作品です。

今度、喫茶店でカプチーノを注文し、ラテアートがあれば、ニンマリしてください。

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