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ドイツ/レーゲンスブルク特派員ブログ 吉村 美佳

ドイツ・レーゲンスブルク特派員が現地からヨーロッパ地域に至るまで、旅行・観光・食事などの現地最新情報をお伝えします。

2020年3月 1日

"勇気がなくて"入れなかったカフェ【デッギンガー・カフェ&バー】


"勇気がなくて"入れなかったカフェ【デッギンガー・カフェ&バー】

なぜ、勇気がなかったかというと......
つまり普通じゃないと思っていたからです。その理由は、ふたつ。
(1)外から見て、普通のカフェっぽくない。
(2)昼間はカフェ、夜はバー、と知っていたから、「敷居が高いかも!」と思っていた。


実は昨年2019年の7月のジャズウィークエンドでも、夜遅い時間にコンサート会場としても使われていてなかに入ったのですが、ものすごい混みようで、おじけづいてしまっていたのもその理由のひとつなんですが。
でも、今回思い切って行ってよかった。おかげで、「私がまた来たい!」と思うお店のひとつに、このお店も加わりました。

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そもそもなぜ行きたかったかというと......
地元の職人さんが作った食器を使っている、と知ったから。
その食器、というのは、2019年10月にすでに紹介していますが、ケラミック・ヴェアクシュタット・キュッファー のものなんです。
へえ、普通の白い大量生産のお皿じゃないんだ。きっとこだわりのあるお店なんだ。そう思ったのがきっかけです。

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お店についてネットで検索すると、週替わりメニューが見られます。私はチャンスがあったらぜひ行こうと、数ヵ月前からたびたびメニューをチェックしていました。


調べてみると、ますます興味深くなってきます。
実は、レーゲンスブルク市がここを借りているようです。担当は、観光局とマーケティング部門。私たち公認ガイドの母体団体もこの奥に以前は事務所を構えていました。


おすすめするシチュエーション
店内はカジュアルで、遊び心があるけれども、その割にシンプル。
フロアがゆったりとしていて(250平米)、ひとりでも入りやすい。少人数で真面目に話し合いたい時にもよさそうです。外出先の隙間の時間で、仕事や勉強がしたい時にも。


バーカウンターの上の天井には、剥き出しになった配管が張り巡らされています。
ホール全体には、裸電球が、白くペイントされた自転車のホイールにぶら下げられています(自転車のホイールがデコレーションに使われている理由は、昔ここには自転車屋さんが入っていたからなんですって)。
椅子は学校で使われていたらしき椅子を再利用。
壁に飾られた絵も、ちょっと変わった感じで素敵でした。ネットで店内の写真をいくつか見てみましたが、たぶんこの展示も「地元の美術愛好家などの作品を展示する感じなのでは?」と想像します。
メニューは、地元のイラストレイターによる手書きのものだそうです。これもなかなかお洒落な感じです。


英語のメニューはないけれど、そんなに種類も多くないし、いくらでも英語で説明しますよ、って。
もし英語が通じなかったら、スプーン一杯お試ししてもらって(笑)なんて、台所にいた若いお兄さんが、私に説明してくれました。
(私が取材許可を取ったため、わざわざ先方から、説明をしにきてくれたんです。とっても親切ですよね。)
でも、一般にカフェとして利用する場合は、何も知る必要もなし。普通のカフェだと思っていい、ということが今回の取材で分かりました。


今回、私はこの通りにあるちょっと素敵なお店たちを取材していました。
私の印象としては、レーゲンスブルクとしては比較的大きなお店が詰まって充実した内容の通り、と思っていました。ただ、たくさんの団体観光客が通り抜けるので、観光客を少し煙たく思うお店もあるようです。
いくつかのお店の店員さんと話をしているうちに、観光客は通りかかるけれど、足をとめてくれる人がいない、ということが分かりました。
まさに、そこなんですよ。
このデッギンガーハウスをレーゲンスブルクが管理する以上は、経済効果を考えた利用をしようとしたわけなんです。


ここに昼間はカフェ、夜はバーを設けることにより、人の流れをこの通りに持ってこようとしているんです。そして単なるカフェなどと棲み分けるために、いろいろなイベントや勉強会、展示会などにつながる企画を必要としているんです。このデッギンガー・カフェ&バーは、計画よりも少し遅れ、2016年の春に創造性の集結地として、オープンしました。


難しい話はこのくらいにして、とにかく、気軽に気楽にここに立ち寄ってください。このブログを読んで頂いてちょっと心がくすぐられたら、うれしいですね。


せっかくですから、もう少し。


コーヒーは地元の焙煎所であるレーホリック(ここのカフェについてはこちら で紹介しています)のもの。
ビールは地元の醸造所のシュピタールのもの。(アルコールなしのビールはラムスパウ。アルコールなしのビールのなかではダントツにおいしいと私は思っています。)
ケーキは自家製のものと、買い足したものが半々(自家製のものが値段は少しおトクです)。
週替わりメニューは、4〜5€のスープが2種類と、リゾットやパスタ、お肉料理など、7〜9€で食べられます。(ネットで検索するとメニュー が見られます。)
飲み物も、自家製のレモネードや各種ジュースなど、種類が豊富。


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建物そのものは、Wahlenstraße17 とその反対側の Tändlergasse 18 を合わせた複合体となっています。一番古い部分はロマネスク様式の地下(13世紀)。その上に14、15世紀に建てられ部分、更に1706年と、そして1845年に増築されています。デッギンガーという名前は、ここを以前所有していた富豪商人一家にちなんでつけられました。
ヴァーレン通りに面している出窓は、なんと旧市庁舎のために造られて流用されたものだそうです。


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【DEGGINGER】
・住所: Wahlenstraße 17
・営業時間: 火〜土曜の10:00〜17:00
※そのほか、ライブなどが金曜、土曜、日曜の夜などにたくさん計画されています。

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カテゴリー レストラン・料理・食材
2020年3月 1日
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  • 特派員プロフィール
  • レーゲンスブルク特派員

    レーゲンスブルク特派員
    吉村 美佳
    鳥取県出身。学生時代、社会人時代にバックパッカーとして25カ国を歩き回るうち、南米エクアドルでドイツ人と知り合ったのが運命の分かれ目。2002年12月よりドイツ在住。レーゲンスブルク観光局公認現地ガイド。普段は教会やビッグバンドでトランペットを吹いたり、自宅でピアノを教えたり。フリーライターとしても。ご連絡は、こちらまで。 DISQUS ID @disqus_mvlVIuxrhK

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