シアトルと映画の今むかし*Celluloid Seattle

公開日 : 2013年11月19日
最終更新 :
筆者 : Eko

MOHAIの記事にもう少しお付き合いください。

12月1日(日)まで、Celluloid Seattle: A City At the Moviesという特別展示をしています。

昔の映画フィルムがセルロイド製だったので、CelluloidはMovieの同義語で使われる事があります。

poster.jpg

内容は主にシアトルを舞台に、またはシアトルでセットを組んで撮影された映画のポスターや使われた小物などの展示と、今も様々な形で残っている昔からある映画館の写真やインテリアの展示です。

膨大な数の映画ポスターだったので1つ1つ確認は出来ませんでしたが、ウィキペディアでその作品一覧を見つける事が出来ました。

日本語表示はこちら→シアトルを舞台とした映画作品

映画そのものの展示としては、1970年代初めごろのジョン・ウェインの映画「マックQ」のものがありました。

クリント・イーストウッドの「ダーティ・ハリー」さながらのカーチェイスのある刑事物で、ほとんどの撮影をシアトルの坂道で行ったそうです。

今でもシアトルの映画というと一番最初に名前があがる「めぐり逢えたら(Sleepless in Seattle)」は残念ながら特に展示は無しでした。

もう一つ目立っていたのは、こちらの展示です。

fraiser.JPG

日本でも10年ぐらい前に海外ドラマ専門チャンネルで「そりゃないぜ!? フレイジャー」というタイトルで放送されていたコメディ番組のセットです。

まだよく再放送もしていますし、アメリカ人相手にシアトルというと「Sleepless」と同等かそれ以上に「Frasierに出てくる町」という感覚があると思います。

主人公のフレイジャーが前番組で11年続いた「Cheers」の続きでボストンからシアトルに帰ってくるという設定で、1993年に放送が始まった同じ年に私はシアトルに引っ越して来たので、特に思い入れがあるのかもしれません。

他にも古い映写機や昔の劇場の椅子、緞帳やシャンデリアなどもありました。

展示終了まであと10日ほどですが、映画好きの方には絶対にお勧めです。

MOHAI・Museum of History and Industry

860 Terry Ave N, Seattle, WA 98109

PH: (206) 324-1126

Hours: 10:00 am - 5:00 pm

水曜日のみ10:00 am - 5:00 pm

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