No.177ナポレオン関連の展覧会まとめ:フランスからイギリスまで

公開日 : 2015年06月14日
最終更新 :
筆者 : 冠 ゆき

 ワーテルローの戦い(No.176)から200年のこの夏。それを記念して、ヨーロッパ各地でナポレオン関係の展覧会が開かれています。

 道路地図やガイドブックでおなじみのミシュランが、そのサイトでまとめてくれていたのでご紹介しましょう。

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ナポレオンというとJacques-Louis Davidのこの絵が思い浮かびます

1) 「ナポレオン最後のユートピア:アメリカへ」

ワーテルローの戦いに敗れたナポレオンは、サンテレヌ島へ送られるまでのわずかな期間、パリ西部にあるマルメゾン城に滞在しています。マルメゾン城は、その翌年、ナポレオンの愛妻であったジョゼフィーヌが亡くなった場所としても知られています。ここで、ナポレオンが、次の旗揚げの地として、アメリカに夢を抱いていたというその時間を再現した展覧会が開かれています。(2015年7月20日まで)

開館時間:夏季は10時―12時と13時半-17時45分(週末は18時15分)

休館日:火曜日

行き方:パリ・デファンスから、258番バス、バス停Le Château下車(所要時間25分)。そこから徒歩300m。

入館料:6.5ユーロ~

2) 「ナポレオン1世または芸術伝説」

フランス帝国の芸術に光を当てた展覧会(2015年7月27日まで)。

開館時間:10時―18時

休館日:火曜日

行き方:パリ北駅からCompiègne行きで40分~1時間20分。駅から歩いて10分。月曜~土曜は、駅から無料の送迎バスあり。

入館料:7.5ユーロ~

3) 「ナポレオンとパリ」

ナポレオンと深くかかわりのあったパリの場所やモニュメントにスポットを置いた展覧会。8月30日まで。

住所:16, rue des Francs-Bourgeois,75003 Paris

開館時間:10時―18時

休館日:月曜日

最寄の地下鉄駅:1番線Saint Paul、8番線Chemin Vert

入館料:9ユーロ

4) 「ボナパルトと英国―ナポレオン時代のプロパガンダと印刷物」

賞賛にせよ、風刺にせよ、ナポレオンを扱った絵画は数多く残っています。ワーテルローの戦いから200年の記念にそれらを集めて展示しているのは、イギリスのブリティッシュミュージアム(8月16日まで)。

場所:大英博物館

開館時間:10時―17時半(金曜のみ20時半まで)

住所:Great Russell Street, London

休館日:無休

最寄の地下鉄駅:Holborn, Tottenham Court Road, Russell Square, Goodge Street

入館料:無料

5)  「ナポレオンとウェリントン―交叉した運命」

ウェリントン公爵は、ワーテルローの戦いで英国を勝利に導いた司令官。ベルギーの小さな町ワーテルローで、明暗分ける運命を交叉させた二人についての展覧会(7月31日まで)。

住所:147, Chaussée de Bruxelles - 1410 Waterloo, Belgium

開館時間:9時半―18時半

休館日:夏季は無休

(冠ゆき)

筆者

フランス特派員

冠 ゆき

1994年より海外生活。これでに訪れた国は約40ヵ国。フランスと世界のあれこれを切り取り日本に紹介しています。

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