海外旅行・観光情報の「地球の歩き方」TOP > 特派員ブログ > ヨーロッパ  > トゥルコアン特派員ブログ > No.462明日12/8はできればパリを離れてほし...

フランス/トゥルコアン特派員ブログ 冠ゆき

フランス・トゥルコアン特派員が現地からヨーロッパ地域に至るまで、旅行・観光・食事などの現地最新情報をお伝えします。

2018年12月 7日

No.462明日12/8はできればパリを離れてほしい理由


No.462明日12/8はできればパリを離れてほしい理由

ジレ・ジョーヌのデモを発端とするフランスの騒動

455-1.JPGのサムネイル画像


11/17から始まったジレ・ジョーヌによる毎週土曜のデモ。(詳しくは、No.455No.457 No.460  をご覧ください)


12/1の被害


そのうち先週12/1のデモは、非常に暴力的なものとなりました。


パリ市内で燃やされた車は112台。そのうち2台は警察のものでした(Libération より)。


映像も多く流れたのでご覧になった方も多いでしょうが、内外ともに受けた凱旋門の被害は何十万ユーロと見積もられています(LCI より)。


パリ市内では、ガラスを割られたり、強奪されたりといったものから、落書きやショーウィンドーへの傷も含めると、237社が被害を受けました(Europe1 より)。


パリ市内で特に被害が大きかったのは、凱旋門のあるエトワール広場(Place de l'Etoile)とその付近。リヴォリ通り(rue de Rivoli)、クレベール通り(avenue Kléber)、オスマン通り(Boulevard Haussmann)、フォッシュ通り(Avenue Foch)、オペラ広場(Place de l'Opéra)です。


フランス国内全体の数値ですが、12/1-2の怪我人数は263人。そのうち5人が重症。また81人は警察側でした(Libération より)。
実際、先週末は、暴徒複数につかまって暴力を振るわれる警官の動画もネット上に出回りました。破壊行為を目的に集まる暴徒を前に、身の危険を感じる警官も増えています。


今週12/4には、フィリップ首相より、今回の騒動のきっかけとなった税金導入(2019年1月からの予定だった)を六か月凍結するという発表、続いて、その翌日には、マクロン大統領より税金導入自体を中止するという発表が出されました。


明日12/8の見通し


しかしながら、ジレ・ジョーヌのデモは、明日12/8も決行される見通しで、特にパリでは、先週同様、デモを口実に破壊行為を目的とする暴徒が集まる怖れが強く指摘されています。


すでにパリ市内の美術館複数は、12/8(土)の閉館を決めています。今現在わかる限りですが、下に挙げておきます。
セルニュスキ美術館(Musée Cernuschi)
パリ市立近代美術館(Musée d'art moderne de la ville de Paris)
プティ・パレ(Pletit Palais)
ヴィクトル・ユーゴーの家(Maisons Victor Hugo)
コニャック=ジェイ美術館(Musée Cognacq-Jay)
カタコンブ(Catacombes)
クリプト(Crypte archéologique)
エッフェル塔(La tour Eiffel)
ポンピドゥ・センター(Centre Pompidou)
グラン・パレ(Grand Palais)
人類博物館(Musée de l'Homme)
パリ工芸博物館(Musée des Arts de Métiers)、


言うまでもありませんが、凱旋門(Arc de Triomphe)は、明日のみでなくしばらくの間閉鎖されます。


*追記*その後も続々と閉館を決める施設がでましたので、No.463にまとめ 直しました。


また、現時点で、パリ警視庁は、シャンゼリゼ通りの店に12月8日の閉店を勧告しています。


パリ住民には、この週末パリを離れることを計画する人(Franceinfo より)もいます。できれば、観光でパリにいらしている方も、土曜日はパリを離れることをお勧めします。


1)毎週、暴徒が集中する場所はずれていっているので、どこが危ないと、特定できないこと。
2)美術館や店も閉館、閉店の可能性が高いこと。


がその主な理由です。


やむを得ずパリに残られる方も、周りの様子には良く気を配り、騒動に巻き込まれぬよう、くれぐれもご注意ください。


(冠ゆき)

PVアクセスランキング にほんブログ村
にほんブログ村 旅行ブログ フランス旅行へ
にほんブログ村

記事の商用利用を希望される際はコチラからお申し込みください。
カテゴリー 治安・渡航安全情報 見所・観光・定番スポット
2018年12月 7日
« 前の記事「No.461第14回アニメーション祭は、今週末フランス北部で開催!」へ
»次の記事「No.463夜明けのパリ12/8から、閉館施設、閉鎖駅、不通区域などのお知らせ」 へ
おすすめ記事
トゥルコアン特派員 新着記事
No.504カンヌ国際映画祭レッド・カーペットの行方
No.503「博物館の夜」フランス北部はメキシコの香り!
No.502エッフェル塔公開130年を記念するイベント紹介!
No.501フランス労働祭に湧く社会宮殿ファミリステール
No.500今週末はドゥエでヴィデオ・マッピング!
No.499フランス北部の巨人ガイヤン、ハリウッドデビュー!
No.498パリ・ノートルダム寺院に寄付できるメダルの買い方、教えます!
No.497これからはアップ↑で楽しもう!連休のパリでアップサイクリングを満喫!
1年前の同じ月に投稿された記事
No.399リルから意外に近いコルシカ島?!地方空港の勧め
No.398この季節のフランス「チョコの芸術作品鑑賞」をお忘れなく!
No.397英仏海峡を前に年越しカウントダウン!
No.396フランスのミネラルウォーターの選び方

[an error occurred while processing this directive]

フランス ツアー最安値


2019/5/24更新

フランス 航空券情報


フランス旅行 旅スケジュール

旅行者の作る、新着!旅スケジュールをご紹介します。 ■フランスの旅行記・口コミ「旅スケ」へ

ヨーロッパ特派員ブログ一覧

アイスランド/レイキャヴィークアイルランド/ゴールウェイイギリス/イーリーイギリス/エディンバライギリス/カーディフイギリス/ギルフォードイギリス/グラスゴーイギリス/ケンダルイギリス/ケンブリッジイギリス/コッツウォルズイギリス/ヒースローイギリス/ブリストルイギリス/ベルファストイギリス/ヨークイギリス/ロンドンイギリス/ロンドン2イギリス/ロンドン3イギリス/ロンドン4イタリア/アンコーナイタリア/アンドリアイタリア/シチリア島イタリア/ジェノバイタリア/トリノイタリア/ナポリイタリア/ナポリ2イタリア/ナポリ3イタリア/パルマイタリア/フィレンツェイタリア/ボローニャイタリア/ミラノイタリア/ミラノ2イタリア/ラ・スペツィアイタリア/ローマイタリア/ローマ2ウクライナ/オデッサエストニア/タリンエストニア/タルツオランダ/アイントホーフェンオランダ/アムステルダムオランダ/デンボスオランダ/ライデンオーストリア/ウィーンオーストリア/チロルオーストリア/リンツキプロス/ニコシアギリシア/パロス島ギリシャ/アテネクロアチア/コルチュラ島クロアチア/ザグレブクロアチア/ドゥブロヴニクジョージア/トビリシスイス/アッペンツェルスイス/チューリヒスイス/ベルンスウェーデン/ストックホルムスペイン/イビサ島スペイン/バルセロナスペイン/バルセロナ2スペイン/バレンシアスペイン/バレンシア2スペイン/ビトリアスペイン/ビルバオスペイン/マドリッドスペイン/マドリッド2スペイン/レオンスロヴェニア/リュブリャナセルビア/ベオグラードチェコ/ブルノチェコ/プラハチェコ/プラハ2デンマーク/コペンハーゲンドイツ/ケルンドイツ/ケルン2ドイツ/シュタインバッハドイツ/デュイスブルクドイツ/デュッセルドルフドイツ/ハノーファードイツ/ハンブルクドイツ/フライブルクドイツ/フランクフルトドイツ/ブレーメンドイツ/ベルリンドイツ/ボンドイツ/ミュンヘンドイツ/ミュンヘン2ドイツ/ミンデンドイツ/ライプツィヒドイツ/レーゲンスブルクドイツ/ワイマールノルウェー/オスロノルウェー/オスロ2ノルウェー/オスロ3ノルウェー/ベルゲンハンガリー/ブダペストフィンランド/サヴォンリンナフィンランド/トゥルクフィンランド/ヘルシンキフィンランド/レヴィ・サーリセルカフランス/アヌシーフランス/アンボアーズフランス/カンヌフランス/コートダジュールフランス/ストラスブールフランス/トゥルコアンフランス/トゥールーズフランス/ナルボンヌフランス/パリフランス/パリ2フランス/ブールジュフランス/ボルドーフランス/マルセイユフランス/リヨンフランス/リヨン2フランス/レンヌブルガリア/ソフィアブルガリア/プレヴェンベルギー/ゲントベルギー/ブリュッセルベルギー/ルーヴェンポルトガル/ポルトポルトガル/リスボンポーランド/カトビッツェマケドニア/スコピエマルタ/マルタ島モンテネグロ/ポドゴリツァヨーロッパ/バルカンラトヴィア/リーガルクセンブルク/ルクセンブルクルーマニア/ブカレストロシア/サンクトペテルブルグロシア/モスクワ

ヨーロッパにもどる

  • 特派員プロフィール
  • トゥルコアン特派員

    トゥルコアン特派員
    冠ゆき
    山田流箏曲名取。1994年より渡仏。大学院での研究の傍ら、大学や専門学校で日本語日本文化講師を勤める。2000年より、ポーランド、イタリア、中国の生活を経た後、2013年フランスに戻る。旅好きでもあり、今までに訪れた国は約40ヵ国。6ヵ国語を解する能力と多様な文化に身をおいてきた経験を活かし、柔軟かつ相対的視点から、フランスと世界のあれこれを切り取り日本に紹介中。
    Twitter, Instagram, Facebook DISQUS ID @disqus_MpLAscSgGV

  • リーダーに登録

地球の歩き方Web特派員募集