No.594フランス&ベルギー:あなたの髪、リサイクルできます!

公開日 : 2020年10月07日
最終更新 :
筆者 : 冠 ゆき

パンデミックの影響で、美容院から足が遠のいた方も多いと思います。伸びた髪をバッサリいく前に、ちょっとお耳を拝借。ロングでもそうでなくても、髪のリサイクルは可能です! 下におもな情報をまとめてみましたので、ご覧ください。

594.jpg

そのカットちょっと待って! © Kanmuri Yuki

1)Solidhair

Solidhairでは髪の寄付を受けつけています。集めた髪をカツラ業者などに売り、得た収入で、癌治療で髪を失った人のカツラ購入を援助しています。

髪の条件:最低25cmの長さ。髪染め、ヘナ染め、脱色など一切していない髪。

送り方:自分で切って送る場合はこちらの注意書きを参考に

提携美容院地図はこちら

Fake Hair Don't Care は寄付された髪を、安価で提供できる癌患者用のかつらに回しています。したがってカツラ販売もしています。

髪の条件:健康な髪。髪染めしていても健康であればOK。最低10cmの長さ。

送り方:自分で切って送るのも可能。詳しくはウェブサイトを。

提携美容院地図はこちら

Think Pink はベルギーの団体で、おもに乳癌啓発キャンペーンを行っています。その一環として髪の寄付も受けつけています。

髪の条件:最低30cmの長さ。

送り方:自分で切って送る場合は、www.geefomhaar.beで特別封筒を注文して、それを使用のこと。詳しくはこちら

提携美容院地図はこちら

Coiffeurs Justesは、カットした髪を全国から集め、公害対策、害虫対策など多くの分野でリサイクルに役立てる活動をしています(参考過去記事:流出油の回収にも活躍 注目される髪の可能性)。

髪の条件:一切なし

送り方:提携美容院でカットすることで参加できます。

提携美容院地図の地図

前稿「No.593十月の色はなぜピンク?...」に書いたように、今月は乳癌問題を考える月。抗ガン治療で髪を失った方々への救いの手、あるいは公害対策の一助として、髪を寄付する手段があるのはうれしいことです。

フランス、ベルギー在住の皆様、ご検討いただけたら幸いです。

(冠ゆき)

筆者

フランス特派員

冠 ゆき

1994年より海外生活。これでに訪れた国は約40ヵ国。フランスと世界のあれこれを切り取り日本に紹介しています。

【記載内容について】

「地球の歩き方」ホームページに掲載されている情報は、ご利用の際の状況に適しているか、すべて利用者ご自身の責任で判断していただいたうえでご活用ください。

掲載情報は、できるだけ最新で正確なものを掲載するように努めています。しかし、取材後・掲載後に現地の規則や手続きなど各種情報が変更されることがあります。また解釈に見解の相違が生じることもあります。

本ホームページを利用して生じた損失や不都合などについて、弊社は一切責任を負わないものとします。

※情報修正・更新依頼はこちら

【リンク先の情報について】

「地球の歩き方」ホームページから他のウェブサイトなどへリンクをしている場合があります。

リンク先のコンテンツ情報は弊社が運営管理しているものではありません。

ご利用の際は、すべて利用者ご自身の責任で判断したうえでご活用ください。

弊社では情報の信頼性、その利用によって生じた損失や不都合などについて、一切責任を負わないものとします。