ウィーンで100年の歴史を持つカフェ、プリュッケル
そのあまりに素晴らしい雰囲気と美味しいコーヒー&ケーキにすっかり味をしめてしまい、著者はこれから暫くカフェ巡りに嵌まってしまいそうな予感です!
第一弾として、今回はウィーンで100年の歴史を誇るカフェ・プリュッケルを訪れてみました。
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このCafe Prueckel(カフェ・プリュッケル)はリンク沿いにある、1903年オープンの伝統あるカフェ。
オープン以来、数度にわたる改装を経て、オリジナルのユーゲントスティルと50年代風の融合した様式が特徴なんですって。
このカフェは地下鉄3番線のStubentor(シュトゥーベントア)駅を出て目の前。
窓からは、黄金色のヨハン・シュトラウス像で有名なシュタットパークやオーストリア応用美術博物館(MAK)が眺め渡せ、シュテファン寺院やお隣のLandstrasse(ランドシュトラッセ/ウィーンミッテ)駅から歩いても5分強という好立地にあるためか、中はたくさんの人で溢れ返っていました。
喫煙コーナーの隅に、何とか1席見付けて着席。
こちらではウェイターさんが間髪入れずにオーダーを取りに来るので、飲み物メニューから先にさっと目を通すのがウィーン式。(「ちょっと考え中」などと答えようものなら、次はなかなか来てくれません!)
メニューを見ると、伝統的なコーヒーセレクションやお食事メニューに加え、月~金はリーズブルなお値段で日替わりランチが用意されている様子。
う~ん、全部制覇したくなるほど美味しそう!
友人はランチを、著者はケーキとコーヒーを注文。
ちょっと味見させてもらったところ、お米が大きくてモチモチなので、食べ応え抜群!
ウィーンで頂けるケーキは、良く見ると2種類に大別されているんです。
ザッハートルテやマローニトルテなどに代表される生菓子系と、アプフェル・シュトゥルーデル(アップルパイ)やトプフェントルテ(レアチーズケーキ)などの焼き菓子系。
このカフェはどちらの系統も非常に充実していたので、候補ケーキが4つくらい出てきちゃいました :P
でも胃は一つだから・・・、と迷った末に選んだのが、一番右端の焼き菓子系ケーキ、Schoko Weichsel(ショコ・ヴァイヒセル)。
待つこと10分。ウェイターさんたち、大忙しで走り回っているし、著者のオーダーが忘れられているのは確実だったので(こちらではよくあります 笑)、再度お願いしたら、すぐに出てきました!
これが注文したケーキとアインシュペンナー(コーヒー)。
"ショコ・ヴァイヒセル"とは、チョコレートとサクランボという意味。
上は「さっくさく&もっちもち」のメレンゲに、下は名前の通り、チョコレートのパウンド地にリキュール漬けのサクランボがたっぷりと詰まっていました。見た目にかなりボリュームがあったので、食べきれるか正直心配しましたが、そんなのどこ吹く風、最後までとっても美味しく食べることができました!(悪夢のリンツァートルテとは大違いです 笑)
ウィーンのケーキにしては珍しく甘さ控えめ、そして全く重さを感じさせない食感!!!
これはリピーターになってしまいそう :)
この雑然と積み重ねられた様ですら、何か素敵な雰囲気出てるんですよね。
週に2度ほど、夜には小さなコンサートやオペラなどのスペシャル・プログラムが組まれているので、そちらも要チェックです!
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住所: Stubenring 24, 1010/シュトゥーベンリンク24番、ウィーン1区
電話: (0)1 5126115
営業時間: 8:30-22:00 (休業日: 12月24,25,26日)
スペシャル・プログラム内容: http://www.kip.co.at/spielplan/index.php
マップ: http://www.prueckel.at/でStandort(ロケーション)をクリック
「イチゴとホワイトチョコレートのケーキ」クリックにご協力お願いします!
筆者
オーストリア特派員
ライジンガー真樹
オーストリアっておもしろそうな国だな、ウィーンって見どころのある街だな、と読者の皆さまに思っていただけるような記事を配信していければと思います!
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