【ザルツブルク】"音楽祭"という名の、フュルストの銘アイスクリーム
先日こちらのブログでもお伝えした、本家本元の「モーツァルト・クーゲルン」を発明したフュルストですが、こちらは店内がカフェとなっており、夏季には前の広場にオープンテラスも出しています。
ザルツブルク出張時は、気温も高くお天気が良かったため、著者もお仕事帰りの日暮れ時にこちらでお目当てのアイスベッヒャー(アイスクリームを盛り合わせたカップ)を頂くことにしました。
フルーツとフルーツアイスを盛り合わせたFruechte-Becher(フルヒテ・ベッヒャー)や、今年ウィーンで大流行のヨーグルトアイスとフレッシュな苺をアソートしたFitness-Becher(フィットネス・ベッヒャー)、ゼクト(オーストリアのスパークリングワイン)とオレンジジュースにヴァニラアイスを浮かべたOrangenflip(オランジェンフリップ)など、メニューはヴァラエティ豊富。
その他にも、オーストリアでは夏の定番のWiener Eiskaffee(ウィーン風アイスカフェ)、更に少々珍しいBerliner Eiskaffee(ベルリン風アイスカフェ)も見掛けました!
このベルリン風アイスカフェは、お向かいの老舗カフェ「トマセッリ」で前日に著者がチャレンジしようとして見事に敗れた、"カフェアイス"と同じ発想のデザートであるようです。
つまりウィーン風アイスカフェがコーヒーにヴァニラアイスとホイップクリームがフロートしているのに対し、ベルリン風はアイスカフェ用のガラスの器に盛られたコーヒー味のアイスクリームにホイップクリームがトッピングされたもの。(詳しくは「【ザルツブルク】カフェアイス ← アイスカフェではなく!」をご参照ください)
そんな大いなる誘惑の渦巻くアイスクリーム・メニューの中で、
「ザルツブルクでしか味わえないものを!」、
「モーツァルト・クーゲルンを発明した本家本元のフュルストにしか提供できない、オリジナルのデザートを!」
と著者たっての希望で選んでみたのがこちら。
その名も、Festspiel-Becher(フェストシュピール・ベッヒャー)という、最早ザルツブルクの代名詞である"(夏の)音楽祭"の名を冠したアイスクリームのカップ。
ヌガーとピスタチオ(何れもモーツァルト・クーゲルに用いられる材料の一部)味のアイスクリームに、ホイップクリームとチョコレートソースがトッピングされ、オリジナルのフュルスト製モーツァルト・クーゲルンがごろごろと乗っているという、この上なく贅沢な内容。
ザルツブルク旧市街の華やかな町並みや、山上にそびえ建つ要塞を眺め、時を知らせる教会の鐘の音に耳を傾けながら頂くフュルストのデザートは、最高の逸品でした。
フュルストのオープンカフェは前述の通り夏季限定ですので、ザルツブルクの音楽祭にいらっしゃる方はこちらを訪れるまたとないチャンスですよ~!
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筆者
オーストリア特派員
ライジンガー真樹
オーストリアっておもしろそうな国だな、ウィーンって見どころのある街だな、と読者の皆さまに思っていただけるような記事を配信していければと思います!
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