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フランス/ブールジュ特派員ブログ Haruko Desmarais(ハルコ・デマレ)

フランス・ブールジュ特派員が現地からヨーロッパ地域に至るまで、旅行・観光・食事などの現地最新情報をお伝えします。

2019年6月29日

【16世紀のステンドグラス】ブールジュのカテドラル


【16世紀のステンドグラス】ブールジュのカテドラル

ブールジュのカテドラル、サンテティエンヌ大聖堂のステンドグラスのうち13世紀15世紀 のものを
以前紹介しましたが、今回は16世紀のステンドグラスをご紹介しましょう。

暑い時でも、カテドラルの中は軽く冷房が効いてるのかなと思うくらいひんやりしているので
涼みながら、ゆっくりとステンドグラスを観賞することができます。

IMG001.JPG 後陣のいちばん奥にある中央のチャペルには、聖母子像があり
その後方、3面のステンドグラスが16世紀に作られたものです。

IMG0334.JPG モチーフは13世紀に考えられたものとされていて、聖母マリアの生涯を表しています。
受胎告知の場面も描かれていますよ。
このステンドグラスを、かつての人たちは物語を読むように見上げていたことでしょう。

IMG0593.JPG 16世紀には、ブールジュに生まれたステンドグラス職人 Jean Lécuyer ジャン・レキュイエ(1480-1556)が活躍しました。南側の入り口の脇、後陣側のチャペルのステンドグラスは、彼の作品です。
聖母マリアの前で跪くチュリエ家の人たちを描いています。
このチャペルを創設したピエール・チュリエ氏が、自分の家族を描かせたのですね。
奥に立っているのは 聖ペトロ、福音史家聖ヨハネ、聖ヤコブだそうです。

IMG0654.JPG

北側の入り口の隣り、後陣側のチャペルにあるステンドグラスには、聖ドニの生涯が描かれています。

IMG6092.JPG 正面のポルタイユから入って右手、いちばん最初のチャペルのステンドグラスに描かれているのは
殉教者聖ラウレンチオと殉教者聖ステファノ。
このステンドグラスもジャン・レキュイエの作品です。
ジャン・レキュイエは、イタリアでの修行時代にイタリア・ルネサンスの影響を受け
その後、パリでの修行を終えた後、ブールジュでこれらのスタンドグラスを製作したそうです。

IMG6074.JPG

大聖堂内のステンドグラスを観賞してから、改めて外観を眺めると
さらに素晴らしい世界遺産だと思えるのではないでしょうか。

IMG6083.JPG 眩しい夏の光りに溢れる外と暗い中にステンドグラスがくっきりと浮き上がる内部
この季節は、その対照的な世界を存分にお楽しみください。

IMG6094.JPG 冬には重々しいグレーに見えるファサードは、夏の間は白く輝いて眩しいくらいです。
その前をたくさんのツバメが飛び交っています。

ブールジュのカテドラルに関しての以前の記事も、どうぞご覧ください
【15世紀のステンドグラス】ブールジュのカテドラル
【13世紀のステンドグラス】カテドラル・ド・ブールジュの"赤"
サンテティエンヌ大聖堂外観

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サンテティエンヌ大聖堂 Cathédrale Saint-Etienne

拝観 無料・年中無休 9時~17時45分
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Haruko Desmarais

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  • 特派員プロフィール
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    ブールジュ特派員
    Haruko Desmarais(ハルコ・デマレ)
    南仏に7年、ブールジュに暮らして14年目になりました。
    モンペリエ大学でフランス語教授法FLE資格を取得。現在は、この町の中世以来野菜作りが続けられている地で家庭菜園をしながら、フランスの自然や文化、フランス語についてブログ等で発信したり、翻訳などをしています。
    みなさまのご旅行に役立つ情報やまだまだ知られていない奥深いフランスについて、ブールジュを中心にお伝えしたいと思います。
    ご質問などありましたら、お気軽にどうぞ。 DISQUS ID @disqus_I89mVLE3GG

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