キャンプ&ウォーキングそして絶景を楽しめるスポット:Binna Burra(ビナブラ)
キャンプ&ウォーキングそして絶景を楽しめるスポット:Binna Burra(ビナブラ)
地球の歩き方トラベラーの皆さん、こんにちは! ブリズベンのちえです。
COVID-19が最大の話題になっている2020年。その前年の2019年には大干ばつ、そしてブッシュ・ファイヤーの大きな被害があったQLD州。COVID-19ばかりがニュースになっていますが、ブッシュ・ファイヤーからの復興作業はまだまだ続いています。Binna Burra(ビナブラ)もブッシュ・ファイヤーによってその施設のほとんどが全焼した場所のひとつ。あれから1年、少しずつ復興が進んでいます。
(写真:本人)
Binna Burra(ビナブラ)はゴールド・コーストの郊外、Lamington National Park(ラミングトン国立公園)に囲まれた場所にある、マウンテン・ロッジやキャンプ場のある施設。いくつものブッシュ・ウォーキング道のスタート地点でもあり、ビギナーから経験者まで幅広く楽しむことができます。ブリズベン・シティからは車で1時間半ほどの場所です。
ビナブラに来る道中は1本道。そこもブッシュ・ファイヤーの被害にあったので、まずはその道路を修復するところからスタートしました。長らく通行止めで誰も通ることができなかったのですが、2020年9月頃からだったでしょうか、ようやく通行可能となり、人々がこの山に帰ってくることができるようになりました。
(写真:本人)
ビナバラのロッジ周辺の木々も、まだブッシュ・ファイヤーで焼かれた当時の面影が残っています。
(写真:本人)
この写真の奥に見える部分には、かつてロッジのレセプション、本部、レストラン、オフィスなどがあったのですが、全焼したあとすべて片付けられて、いまでは平地になっています。現在、少しずつ復興作業を続けているところです。
(写真:本人)
そのすぐ近くに、ブッシュ・ファイヤー当時の様子やその後、そして復興の様子など写真や映像、また救出された記念物などを展示している場所もあります。
(写真:本人)
Tea Houseは毎日早朝から夜までオープンしていますので、ドライブがてらお茶やランチにもおすすめ。
店内からのビューもとてもきれいですよ。
ブッシュ・ウォーキング道はいくつかまだ閉鎖されているものの、ほとんどは回復しているので、いつでも楽しむことができます。早朝だと、パデメロンというワラビーより小さい動物がたくさんピョンピョンしているのを見かけることができます。大小さまざまな鳥たちにも遭遇でき、その鳴き声を聴きながらウォーキングするのは最高ですよ。
また、以前あった宿泊コテージは全焼しまだ回復していませんが、キャンプサイト、そして少し高価ですが、ベランダから絶景を独り占めできるスカイロッジでの宿泊は再スタートしています。
ビナバラは、私たち夫婦にとって思い出深く大好きなブッシュ・ウォーキングかつホリデー場所のひとつで、ブッシュ・ファイヤー被害のニュースを聞いたときは、本当にショックで胸が張り裂けそうでした。寄付だけでなく、再び訪れることでサポートしたいとずっと機会を待っていたところ、ようやく実現することができました。
今回訪れたときには、ブッシュ・ウォーキングを楽しむ人々をたくさん見かけ、ウォーキングやランニングの大会も行われていたり、スタッフさんたちもとても朗らかで、ランチ時は家族連れなどでカフェもにぎわい、すごくポジティブなエネルギーであふれているのを感じることができて、すごくうれしかったです。
COVID-19がおさまったあと、ぜひ皆さんも訪れてみてくださいね!
■Binna Burra Tea Houseやその他宿泊情報はこちら:
https://www.binnaburralodge.com.au/teahouse/
■ブッシュ・ファイヤーに関する過去の記事はこちら:
https://tokuhain.arukikata.co.jp/brisbane/2019/11/post_28.html
https://tokuhain.arukikata.co.jp/brisbane/2020/01/post_31.html
Cheers!
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