これで貴方も墺料理の達人!
先日お仕事帰りに、空港でこんなレシピ本を発見!
題名もズバリ「オーストリアの名物料理」(笑)
Kompass社より、2009年に発行されたもの(6.95ユーロ)で、背景のフランツ・ヨーゼフ皇帝の肖像画や宮廷風の優雅なテーブル・セッティングが、作る前からこちらのモティベーションを存分に鼓舞してくれます。
オールカラーページで、内容はオーストリア料理の歴史や各州の紹介、簡単なワインの知識、料理辞典、代表的なコーヒーの豆知識、そしてスープに始まりメインディッシュ、デザートに至るまで、全48 品に及ぶオーストリア料理のレシピが日本語で詳しく解説されています。
恥ずかしながら、著者はオーストリア料理に興味がありながらも未だ作ったことがなく、
かといってドイツ語のレシピと辞書を片手に料理するのも面倒であったため、
何とはなしに現在まで放置してしまっていた分野でした。
でも「この本さえあれば余裕綽々、自由自在♪」ということで、著者も早速"色々なキノコのクリームソース煮"なるものに初挑戦しました!詳しいレシピは著作権等の問題があると思うので、ここではご紹介しませんが、このディッシュは「ホワイトマッシュルーム、ブラウンマッシュルーム、アンズタケ、ハナイグチ」の4種類のキノコを使用し、サワークリームやレモン汁を加えながらクリームソース煮にします。
お料理上手の方なら、もうこれだけで凡その作り方がわかってしまうのではないでしょうか(笑)
この他にも、オーストリア料理として代表的な
・ウィーン風仔牛のカツレツ(ヴィーナーシュニッツェル)、
・グラーシュ、
・鯉のから揚げ(こちらではクリスマスに鯉を食べる習慣があります!)、
・フォアアールベルク風ケーゼシュペッツレ(シュペッツレとは小麦粉と卵で作られた、チロル名物のパスタの様なもの、それのチーズ風味)。
デザートに至っては、
・トプフェンパラチンケン(レアチーズのクレープ)、
・アプフェルシュトゥルーデル(オーストリア風アップルパイ)、
・カイザーシュマレン(オーストリア風パンケーキ、プラムソース添え)、
・ヴァッハウの杏クネーデル(お団子)、
・巨大なメレンゲ状のザルツブルガーノッケルン、
・泣く子も黙るザッハトルテ(但し、オリジナルレシピはホテルザッハーのコンフィデンシャルであるため、ここでは一般的なザッハトルテのレシピ掲載)、
・そしてクリスマスに食べる焼き菓子・グーゲルフップフ!
など、何れも垂涎ものの名物料理がずらり!
(この中でカイザーシュマレンは「魅力炸裂!グラーツ街歩き 2」の記事で、ザルツブルガーノッケルンは「【ザルツブルク】甘味&お土産講座♪2」の記事で、またザッハトルテは「空港で最後のザッハートルテを!」https://tokuhain.arukikata.co.jp/vienna/2010/05/post_145.htmlの記事にて詳しく紹介していますので、そちらもご参照ください)
気になるこの本の購入場所は、ウィーン国際空港1階到着ロビーにある本屋さんです。
お料理上手の方は、ご帰国前に是非購入なさって、日本帰国後もオーストリア料理を味わってみて下さいね!
筆者
オーストリア特派員
ライジンガー真樹
オーストリアっておもしろそうな国だな、ウィーンって見どころのある街だな、と読者の皆さまに思っていただけるような記事を配信していければと思います!
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