社会人になる前に身に付けておくとよいこと ノルウェーで就活!学生キャリア・ウィーク⑤

公開日 : 2012年02月21日
最終更新 :
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 これまでの記事では、「コミュニケーション力」や「ソーシャル・メディアを使いこなす能力」など、今後のキャリアで役立つ、今からできるといいことについてちょくちょく触れてきました。

 今回は、筆者が参加しなかった講演テーマも含め、ほかにどのような知識や技能が今のノルウェーの学生に求められているか簡単に紹介します。

①ドイツ語

ノルウェーの貿易業界や産業界は、

ドイツ語とドイツ文化の知識がある学生を欲しています。

これはノルウェーではある種「常識」のようなもの。

ドイツとノルウェーは関わりが深く、

ビジネス面でも切っても切れない関係。

ドイツ語が話せるだけでなく、

ドイツに実際に留学した学生は重宝されるようです。

ドイツ語に加えて、「中国語」も

今後のキャリアに役立つ言語として、学生の間では人気科目となっています。

②ワード・エクセル・パワーポイントの基礎知識

オスロ大学ではレポートを書くことが多いので、

ワードを使えるのは普通なのですが、

エクセルとパワーポイントは普段の学生生活ではあまり使いません。

しかし、社会にでたら企画のプレゼンなど

エクセルとパワーポイントを使う機会は一気に増えます。

今回のキャリア・ウィークでも

各1時間45分で講座が開催されました。

一番人気はワードのクラス。

ワードのクラスは基礎的な使い方ではなく、

大量の文書を書いた時にどのように美しい書類を作るかどうか。

さらに一歩進んだ使い方を学びました。

筆者も3講座に参加したのですが、

大きなつまずきが・・・・。

普段自分のパソコンでは、ワードなどを日本語で使用していたため、

ノルウェー語表示でみた瞬間に頭が混乱。

日本語以外の言語で表示されても、

「なんとなく分かる」くらい慣れておかないとだめだなと思いました。

③英語

この「英語」に関しては筆者が勝手に追加したものです。

というのも、ノルウェー人はヨーロッパでも英語力のレベルが断トツに飛びぬけています。

「どうしてノルウェー人ってあんなに英語がペラペラなの?」

これは、日本人だけではなく、ほかの国からの留学生も驚くこと。

英語の方言なしに、綺麗な発音でネイティブのように英語を話す今時の若者。

大学の授業のテキストが英語だったり、

試験によっては英語で必ず回答というのはよくあることなので、

「英語ができる」のは聞くまでもなく当たり前のこと。

就活生に今更英語の重要性を説く必要はなく、

キャリア・ウィークでも「英語力」に関しては一切触れません。

もし、日本人で今後、「ノルウェーで働いてみたい!」という方、

最低限、英語でディスカッションや人とのコミュニケーションができるようになっておきましょう。

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